【注目!】抜け毛・薄毛は低体温が原因かも?
抜け毛や薄毛は年齢を重ねた方の悩みだというのが一般的だったかもしれませんが、近年、若い方にも抜け毛や薄毛の悩みを持つ方が増えています。また悩んでいる方達の女性の割合も増えてきています。原因は様々ですが、低体温も原因のひとつになっているのではと言われています。では、なぜ低体温が原因となっているのでしょうか。
女性特有の脱毛原因
男性、女性に関係なく、慢性的な冷えにより血液循環が悪くなり、髪の主成分であるタンパク質が、髪の毛を生成する毛乳頭まで到達していない場合、抜け毛・薄毛につながります。しかし女性の場合、日常のファッションや後天的要因によって、抜け毛・薄毛を進行させてしまう原因がいくつかあります。髪の毛の長さ、カラーリング、ダイエット、ネイルアートなどが影響している場合もあります。洗髪は髪の毛を洗うというよりも、頭皮の汚れを落とす事が大切ですが、女性の場合、爪の長さが邪魔をしたり、長い髪で頭皮を洗いきれていないケースがあります。また無理なダイエットによって栄養が不足していたり、ホルモンバランスを崩してしまっているなども原因にあげられます。
抜け毛・薄毛の進行は日常生活から
体温が低く体が冷えている人は、頭皮の温度も低いと言われています。血液循環が悪く、血液量も減少しやすい部分である頭皮は、低体温によってさらに状態が悪化しやすい部分です。血液は髪の毛に必要な栄養素を毛母細胞まで届けてくれるため、血液循環は髪の毛にとっても大切な体の機能です。血液循環が低体温によって悪くなると、基礎代謝が低下し、脂肪が燃焼しにくくなります。余計な脂肪がつくことによって、頭皮は皮脂の過剰分泌を起こし、その余分な皮脂が毛穴を塞いで、抜け毛・薄毛へとつながっていきます。またバランスの悪い食生活も抜け毛・薄毛の原因となります。亜鉛不足は髪の毛の成長を遅らせ、髪の毛が細くなったり、切れやすくなったりします。もちろんバランスの悪い食事は低体温を引き起こす原因ともなるため、ますます悪循環です。髪の毛のケアも大事ですが、まずは日常生活から抜け毛・薄毛の進行をストップさせましょう。
まとめ
体に様々な不都合を招く低体温は、抜け毛・薄毛にも大きく関係しています。低体温によって血液循環が悪くなると、毛母細胞まで髪の毛の成長に必要な栄養を届けられません。頭皮だけをマッサージしていても、根本的に体全体の血液循環を良くしてあげないと、効果は期待できないでしょう。日常生活を見直し、低体温の原因をとりのぞくことが大切です。