低体温改善のための運動方法を解説!

エクササイズ

運動には、有酸素運動と無酸素運動の2つがあります。有酸素運動にはエアロビクス、エアロバイク、ウオーキングなどが相当し、体脂肪を燃やしてくれる効果があります。無酸素運動としては、筋力トレーニングや短距離走のように短時間の強い運動で基礎代謝量を増やしてくれるものが相当します。この2つの運動方法は、車の両輪のように両方を適度にやることで効果が増します。無酸素運動の筋力トレーニングで筋肉を増やすことで、有酸素運動の効果もより高まります。低体温の改善にも、筋肉を増やして体脂肪を燃やしやすい体にして体温を上げることが必要ですので、両方の運動方法を取り入れることがいいでしょう。

有酸素運動の特徴

20分以上、息切れしない程度の運動を継続することが必要です。20分以内の場合は血中に溶けている脂肪を燃焼させますが、20分以上になってくると内臓脂肪、皮下脂肪を燃焼させるようになってきます。軽めの運動を20分程度行うと汗ばむぐらいになりますが、そこがおおよその目安の時間になります。息が切れるほどになってくると、無酸素運動になってしまって体脂肪が燃やせないことになりますので、あくまでも軽い運動を持続させることに徹してください。

無酸素運動の特徴

瞬間的に強い力がかかる運動が相当します。筋力トレーニングや短距離走が代表的なものです。時間的に短いので酸素を使わない、使うひまがないという意味で無酸素運動といわれています。脂肪の燃焼ではなく筋肉にためておいたグリコーゲン(糖質)が使われ、安静状態で使われる最小のエネルギー代謝量である基礎代謝量を高めることにつながります。基礎代謝を高めることで、熱を生み出しやすい体にしていくことができます。

まとめ

ダイエットのためによくいわれる2つの運動方法ですが、ダイエットだけではなく、筋力不足からくる低体温を改善するための体づくりにも向く運動方法です。無酸素運動を通じて筋肉量を増やし、有酸素運動で体脂肪を効率よく燃やす体をつくることが低体温の改善につながります。運動プログラムの目安としては、ダイエットの場合は10分筋肉トレーニング、40分有酸素運動、10分筋肉トレーニングという無酸素運動と有酸素運動を混ぜたプログラムがあります。
低体温改善のためには、有酸素運動は20分程度でいいか、と思います。
参考にして、自分なりの運動方法を見つけてください。

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