寒い冬は温かい飲み物が心身ともに温めてくれる気がします。ヨーロッパの冬の代表的な飲物のひとつに「ホットワイン」がありますが、日本でも近年人気の飲物になってきています。人気の秘密は身体が温まり代謝があがるため、低体温解消にもつながる事と、高い美容効果があると言われ、お酒好き以外の人達からも注目を浴びています。
アルコールの選び方と飲み方の工夫
アルコールを飲むと、血流作用が良くなって発汗作用も働くため身体が温まった感覚になります。この作用は冷たい生ビールでも感じる事ができますが、この状態は身体の芯から温められていません。基本的にアルコールは身体を冷やすものが多いですが、選び方と飲み方によっては身体を温めてくれるものがあります。その代表がホットワインです。冷やして飲む事が多いシャンパンなどよりも常温で飲まれる事が多い赤ワインの方が身体を温めてくれます。また冷たいとぐびぐび飲んでしまいがちですが、温かいものは少しずつ飲むため、飲む量の加減もしやすいでしょう。身体を温めてくれるからと言って、飲みすぎると健康面で逆効果になってしまいますので、ほどほどにを心がけましょう。
手軽にできるお洒落な健康ドリンク
レシピはお好みですが、ホットワインは一般的に赤ワインにグローブやオレンジピール、シナモンなどのスパイスと砂糖やはちみつを加えて火にかけて温めます。赤ワインのポリフェノールの健康効果をはじめ、スパイスに入れたオレンジのビタミンＣの美容効果、シナモンの冷え改善効果や血管の老化防止、血行改善など手軽にお洒落な健康ドリンクとして楽しめ、低体温解消にも効果が期待できます。電子レンジでも簡単にできることと、加熱によってアルコールをとばす事ができるため、アルコールが苦手という方も楽しめます。手軽に美味しく身体を温めてあげましょう。
まとめ
昔から適度な量のアルコールは、健康維持の手助けになると言われています。アルコールが苦手だという方もホットワインならアルコール濃度の調節もでき、美味しく飲めるでしょう。また、好みのスパイスを色々ためしてみるのもホットワインの楽しみのひとつです。低体温はストレスも原因のひとつだと言われていますが、適度に温かいものは身体に優しいだけではなく、リラックス効果も期待できます。ホットワインの健康効果と心のリラックスで低体温を解消しましょう。毎日のその一杯をお洒落にホットワインに変えてみませんか。心も身体も温まることでしょう。