美容に敏感な女性達に人気のグリーンスムージーですが、女性にとって嬉しい効果ばかりなのでしょうか。豊富な野菜や果物で作る栄養満点のグリーンスムージーは低体温改善におすすめな飲み物なのでしょうか?
グリーンスムージーのレシピと効果
グリーンスムージーのレシピに決まりはなく、簡単に言えば野菜と果物をプレンダーでジュースにしたものです。本来スムージーとは凍らせた野菜や果物や、凍らせていない場合は氷を一緒に入れて作られており、伝統的なスムージーには乳製品や糖類は入っていません。スムージーを大まかに分けると甘くて香の強いフルーツがメインのフルーツスムージーと、ホウレンソウやケールなどグリーンの強い野菜を使うグリーンスムージーがあります。美意識の高い女性達からはダイエットや美肌を目的に人気が高く、食物繊維が豊富に含まれているため、腸内環境の改善効果もあります。また葉野菜には血液がサラサラになるなどの健康維持にも効果が期待できます。グリーンスムージーにおすすめの野菜は、ホウレンソウやミズナ、菜の花、小松菜、空芯菜、三つ葉、大葉、ケール、モロヘイヤ、サニーレタスなどの葉野菜と、リンゴやイチゴ、ラズベリー、ブルーベリーなどの果物がおすすめですが、お好みでレシピは調節すると良いでしょう。しかし、お腹にガスがたまるなどの理由から豆類やデンプン質の野菜はおすすめしません。また、スムージーは栄養吸収が良いですが、牛乳やヨーグルトなど、タンパク質と一緒に摂取すると栄養の吸収が悪くなるとも言われているため、野菜、フルーツ、水の組み合わせが良いでしょう。
逆効果になる飲み方
健康維持のために飲み始めたグリーンスムージーが逆効果になる場合があります。グリーンスムージーは朝に飲む方が良いと言われていますが、朝にグリーンスムージーを飲む場合は「冷やさずに常温で飲む」「一気飲みをしない」「毎日多量に飲まない」を注意しなければ逆効果となってしまいます。朝に冷たいものを摂取すると体温が上がりにくいとも言われており、これが習慣になってしまうと低体温になるのです。また飲む前に軽く運動をしたり、代謝を高める生姜などの食品を一緒にとるのもおすすめでしょう。またスムージーは咀嚼の必要がないため、唾液があまり分泌されず、体内でうまく吸収されなこともあります。グリーンスムージーも咀嚼して飲む方が良いでしょう。咀嚼によってセロトニンと呼ばれる物質が脳内に分泌されますが、セロトニンには気持ちを落ち着かせる効果があるため、咀嚼が足りないと精神的に不安定になったりもします。
まとめ
様々な種類の野菜や果物を一度に摂取でき、不足しがちなビタミンやミネラルをとりやすくするグリーンスムージーは腸内環境の改善や美肌に効果的な飲物ですが、飲み方に注意しないと逆に低体温を引き起こしてしまい、代謝が下がってしまいます。その結果体に不調を感じたり、肌のコンディションが悪くなったりする事もあるので、グリーンスムージーの温度や飲む量などに気をつけましょう。