低体温は身体の内部や身体全体が冷えるため、自覚しにくい特徴があります。体温が1度下がると身体の免疫力は30%以上低下し、さまざまな病気を誘発しやすくなります。あなたが低体温なのかどうか、いますぐチェックしてみましょう。
自分でできる低体温チェックシート
低体温の症状は生活習慣病の症状とよく似ています。以下はそのチェックシート、当てはまるものが5つ以上あったら要注意、あなたは低体温といえるでしょう。体温低下につれて、これらの見逃しがちな低体温の症状が増えていきます。
- 肩こりがひどい
- 頭痛に悩まされている
- 腰が重い
- 下痢になりやすい
- 生理不順で、生理痛がある
- 夜よく眠れない
- 風邪を引きやすい
- 疲れやすく、なかなか疲れがとれない
- 血圧が低いほうだ
- むくみがある
- いつも手足が冷たい
- 便秘がち
- 何となく気分が沈んで、やる気がでない
- アレルギー症状がある
- 髪や肌のつやがない
- 神経痛がある
- めまいがする
- 耳鳴りがする
- 食欲がないのに太る
- 平熱が36度より低い
低体温のこわさ
平熱が35度台の低体温の人は、病気になったら自分で治すという自然治癒力が働きにくい状態にあります。体温が低いことで体内の酵素の働きが低下するため、新陳代謝が悪くなり、免疫力も低下して、病気になりやすくなるのです。体温35度は、癌細胞がもっとも活発化しやすい体温といわれているのです。
現代の生活は便利な反面、身体を冷やす弊害を持っています。運動不足による筋力の低下、冷暖房などの整った住環境による自己体温調節機能の鈍化、加工精製食品からの過剰な脂肪・糖分の摂取とミネラル・ビタミンの不足、ストレスによる血行不良や自律神経とホルモンバランスの乱れなど、生活習慣に低体温の原因がひそんでいます。過度のダイエットも要注意、身体を冷やす生活を改善して、あなたの体温を上げることが健康を取り戻す鍵といえます。
まとめ
日常の生活の何気ない不調、それはあなたが低体温だからかもしれません。体温が低いことによって起こるさまざま病気を防ぐためにも、今すぐ体温をチェックして、生活改善、体質改善を始めましょう。