【大学生注意!】飲み過ぎると低体温になるかも!
お酒の量も飲み方もまだよくわかっていない大学生が多量の飲酒をすることは、急性アルコール中毒の危険のみならず、お酒の利尿作用による体温の低下や寒い場所で泥酔して寝てしまって起こる低体温症になる可能性もあります。
飲酒による偶発性低体温症
事故や不慮の事態で起こる低体温症のことを偶発性低体温症といいます。飲酒によるものは、この偶発性低体温症になるものが多いといわれています。お酒の飲み過ぎで寒い屋外で寝てしまい、ひどい場合は低体温症による体温の低下で死亡することもあります。飲酒に慣れていない大学生の場合、少量の飲酒でも血中アルコール濃度が急激に上昇することもあり、本人もまわりもどのくらいの量の飲酒をしているか、自覚できないことも加わって、大量のアルコール摂取につながる危険性も生まれます。
飲酒の量を控えることが一番
当然のことですが、飲酒の量を控えることが一番です。そして、20歳になるまで飲酒は絶対に禁止することです。未成年の場合、肝臓の中のアルコール分解酵素がまだ十分にないので、アルコールを大人のようには分解できません。多量の飲酒は急性アルコール中毒だけではなく、低体温症という病気になる可能性もあるという知識ももつことが大切です。
まとめ
大学にはいったばかりの学生を、同好会のパーティーなどで飲酒を強要したりすることはアルコールハラスメントになります。大学生は急性アルコール中毒や低体温症の知識、そしてアルコールハラスメントの5つの定義(飲酒の強要、いっき飲ませ、意図的な酔いつぶし、飲めない人への配慮を欠くこと、酔った上での迷惑行為)も頭に入れて、楽しい大学生活を送れるように気をつけることが必要です。